いつまでもイキイキ暮らす介護予防

日常生活の改善でイキイキ健康な毎日を。

介護なんてまだ先のこと、自分はまだ若いから大丈夫……とは思ってはいませんか? 

うるま市には65歳以上の市民が約2万5千人いるうち、要介護認定を受けている方はその約20パーセント。いつかは訪れる身体の衰え、でもその時期をなるべく先延ばしにして、いつまでもイキイキと日々の暮らしを楽しむのが、「介護予防」の考え方です。そのためには、日頃から運動に取り組み、筋力・柔軟性をつけていくことがとても大切です。うるま市では、介護長寿課が介護予防としてさまざまな取り組みをしています。今回ご紹介するのは、一般介護予防教室として取り組むふたつのプログラム。

トレーナーの方々に、いつまでも健康的な身体を維持するのに大切なポイントを伺いました。 

笑顔で楽しく続ける心と身体を結ぶメソッド。

「より若く、より美しく、より楽しく、1日でも長く元気でいられるセカンドライフづくり」をテーマに、介護認定調査票に基づいた運動プログラム「カシータメソッド」で、うるみんにて「元気あっぷジム」を開催しているスタジオ・カシータの津波古浩乃チーフトレーナー。この日うるみんスタジオで開催されたプログラムには、65歳から80代の49名の方々が集まりました。

 「いつかは衰える身体。誰かの世話になることもあるけれど、少しでも長く自分の力で動けた方がより暮らしが楽しくなる。例えば日常生活の中で、イスから立ちあがり、そこから連続する動作をスムーズにこなすためには、筋力アップに加え、関節の柔軟さも大切。さらに、少ない力で身体を動かす方法を知っているだけで、日々の動作がグッと楽になる……」と津波古先生。「元気あっぷジム」では、骨格の成り立ち、筋肉の仕組みを図解で紹介し、頭で理解しながら、イスに座ってでもできる簡単な筋力トレーニングを実践で学びます。会場は常に、笑いが絶えない楽しい時間。

骨、筋肉の成り立ちをきちんと説明して納得してもらうために、図を用いてレクチャーしていくのもかシータメソッドの特徴のひとつ。多くの回数をこなすことではなく、身体に有益な正しい運動方法を知り、質の良い運動を実践するのが大切。

 

「まずは今の自分の身体の状態に気づき、運動を続けることで変化に気づく。次第に周りの方も気づき、その変化を褒めてくださいます。それがモチベーションにも繋がり、喜びになるんです」。これまでの参加者のなかには、バランスに不安があり一緒に歩く方に寄り添ってもらう方がいました。

「参加回数が増えるにつれて、まずその方に笑顔が増えました。次は明るい色の洋服を身に着けるようになり、最後は靴紐をかがんで結び、小走りで教室から帰っていくようになるまでに。元気な人からしたら当たり前のことと思われるかもしれませんが、確実にその方の暮らしはイキイキと変化していると知り、スタッフみんなで感動し喜びました」と嬉しいエピソードも。

「私たちは一人でも多くの皆様の笑顔づくりのために、一年間、楽しいから続けられる、続けるから変われるを目指します」と想いを話してくれました。


津波古浩乃先生

健康運動指導士。津嘉山の杜ヒルトップ カシータに所属し、介護予防のためのプログラムの開発、指導を行う。そのほか、玉城文乃先生、野里知子先生、山川智子先生らが同じプログラムで各会場の指導にあたっている。

 

 


講座情報
元気アップジム

毎週木曜 13:30-15:30 ※祝祭日は休み
場所:うるみんスタジオ、参加無料(予約不要)

ストレッチや立った姿勢での運動、座ってできる筋トレなど、ご自身の体調に合わせて運動や体操を行う教室です。
※「元気あっぷジム」は、うるま市各所で開催しており、その他の会場でも様々な講師により、参加者がいきいき楽しく介護予防に取り組むことができる運動プログラムを実施しています。

 

専属トレーナー付で安心男性限定の運動教室

「介護予防講座」では、男性よりも、圧倒的に女性の参加率が高い…とのこと。そこで新設されたのが、約65歳以上の男性を対象にした「うるま男塾」。

現在参加している方の平均年齢は70代中盤。「介護予防講座というと椅子に座った軽運動が中心で女性が多いというイメージ。『うるま男塾』は、男性限定ということに加え、ジムトレーニングが中心で、専属のトレーナーが運動指導してくれるので、男性が安心して参加できる」と町田宗淳先生。

まずはスタジオに集合し、筋力の使い方を学びながら準備運動をした後、ジムトレーニングへ。この日参加したのは16名。ジムでの筋力トレーニングに移行してからの参加者の笑顔がキラキラと光っています。

「昔はこんなにできたんだよ〜。今は少ししかできないけれど……と、過去の話をしてくださる参加者も多くいます。そんな話を伺いながら、ちょっとしたアドバイスと運動の積み重ねで、できる運動量に変化が表れてくるんです。それが参加者にとって楽しいみたいですね」と、高橋烈央先生。

 

 

ジムでは専門のトレーナーが複数名ついているので、運動機器の使い方、適切な身体の動かし方を教わりながら、安心して筋力アップに励むことができます。参加者同士の繋がりが生まれるのも楽しみのひとつ。自宅に篭り、家族との会話しかない……という方も多いなか、「うるま男塾」を通して、参加者同士がお互いに鼓舞しあい運動を続けることは、頭と心の健康にも繋がるのだといいます。

今後は定期的に体力測定も実施予定。自分の身体の状態を知り、継続的な運動習慣から少しずつ変化していく自分の身体に気づくことはとても大切。男性のみなさんも、いつまでも若々しく、健康な身体づくりのために、「うるま男塾」に通ってみてはいかがでしょうか?

講座情報
うるま男塾

毎週月曜 13:00-15:00 ※祝祭日は休み
場所:うるみんスタジオ、フィットネスセンター
参加無料(予約不要)
対 象:おおむね65歳以上の男性
持ち物:飲み物、タオル、お薬手帳(初回時)
動きやすい服装と、室内シューズでご参加ください。


介護予防・日常生活支援に取り組んでいます

うるま市福祉部当間重俊部長と介護長寿課職員のみなさん
うるま市介護長寿課
介護予防教室に関するお問い合わせ
☎︎098-973-3208 (うるま市介護長寿課)

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