【うるみん新聞2020冬号】地域の健康を守る「食生活改善推進員」

コロナ禍で、自宅でご飯を食べる機会が多くなった今、食生活と健康な身体づくりに、一層関心が高まっています。食生活を通して健康づくりを推進する「食生活改善推進員」によるボランティア活動が、全国的に広がっているのをご存知でしょうか。今回は、そんな「食生活改善推進員」として、うるま市内で積極的に活動している4名の会員さんに、食生活を整えることの大切さ、そして活動について話を伺いました。

「食生活改善推進員」って?

「食生活改善推進員」(以降、食改)とは、食を通した健康づくりのボランティアとして全国各地で活動するボランティアの方々のこと。現在会員数は全国で約13万人おり、うるま市でも49名の食改さんが、活動しています。

活動内容は、親子料理講習会や、男性のための料理講習会のほか、沖縄の野菜を活用したレシピの開発や情報発信に加え、地域のイベントの際に栄養バランスの良い試食用弁当を提供するなど、多岐にわたります。会員さんは40代から80代まで幅広い年齢層の方が在籍し、会員同士での情報交換や交流もひとつの楽しみになっているようです。

手軽に沖縄野菜を取り入れよう

会員のおひとり、與古田葉子さんは、広島県の出身。食改には、約8年在籍しています。県外から移住し、見慣れない食材の活用法や、沖縄ならではの郷土料理を学べるのでは……と「食改」に参加されました。移住後、車移動が多くなり、また油の摂取量も多かったことから、18キロも体重が増加してしまったそう。「食改」での活動を通して、沖縄野菜を手軽に取り入れる方法や、だしを取り素材を活かした調理法を心がけたことで、体調にも良い変化が訪れたといいます。

沖縄は共働きも多く、手軽にお惣菜が買えるので、できあい・インスタント食品で済ましてしまうようなことも。「決して手抜きが悪いわけではなく、季節の野菜を手軽に使う方法を学び、適切な油分量、塩分量を知るだけで、家族の健康を守ることができる」と湯之上さん。今まで、「食べる」という行為を日常の流れのように感じていたものが、ちょっとした意識の改善で、家族の健康を守ることに繋がりました。

「食生活改善推進員」になるには

「食改」として活動するためには、うるま市で開催している講座に参加する必要があります。講座で、栄養の基礎や献立の考え方、調理実習、身体づくりに加え、成長期、働き世代、高齢期の食事についての知識を身につけ、会員のみなさんと一緒に地域の健康づくりの活動にご参加いただきます。養成講座の開催時期についてはうるま市ホームページからご確認ください。

今回お話を聞いたみなさん

宮城好江さん 湯之上淳子さん 名嘉眞早苗さん  與古田葉子さん

おうちで簡単冬レシピ

子どもたちにも喜ばれる

大根スープのレシピ(5人分)

 

 

 

用意するもの

大根・・・・・・・・・・・・120g

玉ねぎ・・・・・・・・・・・80g

じゃがいも・・・・・・・・・60g

固形コンソメ・・・・・・・・1と1/2個

水・・・・・・・・・・・・・550CC

豆乳・・・・・・・・・・・・200CC

パセリ・・・・・・・・・・・適量

オリーブ油・・・・・・・・・小さじ1

にんにく・・・・・・・・・・少々

塩・こしょう・・・・・・・・少々

 

作り方

①玉ねぎは薄切り、大根・じゃがいもは、薄いイチョウ切りにし、じゃがいもは水にさらしておく。

②鍋にオリーブ油を熱し、にんにくを炒め、香りが出たら、玉ねぎ、大根、じゃがいもを炒める。

③②に固形コンソメと水を加えて野菜が柔らかくなるまで煮て、火を止めて粗熱を取り、ミキサーにかける。

④③を鍋に移し、豆乳を加え、再び火にかけて味を整える。(沸騰させない)

⑤器に盛り付け、パセリを散らす。

 

65歳以上からの健康な身体づくり

お話を伺った方々

うるま市役所介護長寿課(写真右から)

地域支援係 係長 神里利枝子さん

地域支援係 保健師 外間泉美さん

 

介護と聞くと、自分にはまだまだ先の話…なんて思っていませんか? 病気や怪我が原因となり、急な介護が必要になる場合もありますが、怪我のリスクを回避したり、病気にならない身体づくりを日頃から心がけることで、自身を健康な状態に保ち、いきいきとした暮らしを営むことができます。うるま市では、なるべく介護を必要としない健康な身体づくりのために、65歳以上の方々を対象にしたさまざまなプログラムを企画しています。介護長寿課のお二人にお話を伺いました。

65歳以上の健康管理が大切な理由

うるま市の人口12万人のうち、65歳以上の方は約2万7千人いらっしゃいます。まだまだ現役でお仕事に携わっている方もいらっしゃるなか、60代半ばともなると、身体能力の衰えを感じ始めるのがこの世代の特徴。また、仕事のリタイアも伴って、家族以外との交流が減り、脳への刺激が少なくなったことで、徐々に物忘れが増え、認知症に繋がることも。

それでも、諦めず疲れやすい身体と向き合いながら、食生活の改善はもとより、筋力のアップも同時に図ることで、基礎体力の向上や、病気にかかりにくい身体づくりが可能です。そして、様々な人と交流を図ることで、脳が活性化し、認知症を予防することができます。

介護長寿課の取り組み

介護長寿課では、うるみん、ゆらてく、石川前原公民館、勝連シビックセンター、与那城地区公民館、石川保健相談センターの6つの施設で、転倒予防の身体づくりや、物忘れの予防、ストレッチ体操や、健康に関するミニ講話などの介護予防プログラムを実施しています。特に今は、コロナウイルス感染防止のため、自宅での時間が増えたことで、運動不足が心配されています。そこで介護長寿課では、自宅でも取り組める「うるま体操」のDVDを65歳以上の希望者の方に配布しています。ホームページとYouTubeに一部の動画がアップされているので、一度チャレンジしてみてくださいね。

また、65歳以上の方を含むグループを対象に参加者が体操や、介護予防の活動を楽しみながら続けられるよう集まりの場に、看護師やリハビリ専門職などを派遣する「介護予防出前講座」なども実施しています。まずはお住まいの地域で参加できる地域サークルがあるか、地域の公民館などでお問い合わせください。

男性に特化した「うるま男塾」

男女問わず、介護予防のための健康づくり講座やプログラムが開講されていますが、実際のところは、男性の参加が少ない……という現状。男性には、女性のように参加者同士で時間を共有するのではなく、個々で運動能力を高めていくようなプログラムが良いのでは……という観点から、専属のトレーナーによる運動指導のもと、筋力をアップし、介護に頼らない身体づくりを促す「うるま男塾」が2019年より開催されています。

この男塾には、うるま市在住の概ね65歳以上の男性なら、どなたでも参加できます。

まずはスタジオで、軽い準備運動のストレッチを行い、筋力アップのための簡単なミニ講話を聞いた後フィットネスルームへ移動。ご高齢ながらも、運動器具を前に、若者顔負けの持久力で果敢に挑戦する方もいて、時折笑顔がキラキラと光ります。

「それぞれの体力や筋力に合わせて、無理せず続けていくことが大切。ご年配の方でも、ちょっとしたアドバイスと運動の積み重ねで、できる運動量に変化が現れてきます。それが実感できてくると、参加者にとって楽しいみたいですね」と、うるみん専属トレーナーの高橋烈央さん。専属のトレーナーが付き、フィットネス機具の使い方はもちろん、効果的な運動の方法についてアドバイスしてくれるので、安心して参加できます。介護要らずの健康的な暮らしを維持するためにも、また日頃の運動不足解消のためにも、65歳以上の男性は是非参加してみてくださいね。

木・土 うるま市介護予防講座 うるま男塾

日 程 14:00-15:30  お休み:12/31、1/2、2/11

場 所 うるみん1階スタジオ及びフィットネスルーム

対象者 うるま市にお住まいの概ね65歳以上で運動制限のない男性

概 要 筋力アップを図るための健康講座とフィットネストレーニングがセットになった講座です

持ち物 飲み物、タオル、お薬手帳(初回)、動きやすい服装、室内シューズ

受講料 無料

定 員 20名、随時募集

備 考 木曜・土曜クラスのいずれかになります。途中の曜日変更はできません。定員20名、随時募集。

申 込 ☎973-5112 (うるま市介護長寿課地域支援係)

キャプション:専属トレーナーがついているので、機具の使い方はもちろん、それぞれにあった運動プログラムを提案してくれる

 

 

 

子どもたちの

心と身体の成長を促すダンス♪

 

 

ダンスで育む、子どもたちの自主性と自己表現力

 

 

小・中学校で、体育の必修になっているダンス教育。身体を使って表現力を高めることが、子どもたちの心身の発達に良い影響を与えるためです。うるみんでも、子ども向けのダンススクールが開講されています。今回は、中高生を対象にしたティーンズクラスを担当するAIMI先生や、クラスに参加しているお子さんたちに、ダンスの魅力を伺いました。

 

この日は10名の中学生がスクールに参加。AIMI先生は、小学校高学年からダンスに親しみはじめたことで「それまで引っ込み思案だったけれど、ダンスを通して人前に出る機会が増え、自分の意見を自信を持って発言できるようになった」と身体能力だけでない成長について話してくれました。ひとつひとつの動きを習得するためには、自主練習も大切で、少しずつステップアップすることで、自信や自己表現力を高めることに繋がるのと同時に、基礎体力の向上や運動能力を高め、音楽に合わせて動く高揚感や多幸感が味わえるというメリットもあります。

ティーンズクラスに参加している白保りこさん(12歳)は「実はあまりリズム感がなくて…。それでお母さんが勧めてくれたのがきっかけ」とダンスに触れた思い出を話します。また、アルセ・ネイロさん(13歳)は「チームでダンスをすることで仲間と協力してできるのが楽しい。一人のときは、自分を表現できる楽しみもある。家でも練習を楽しんでいます」と笑顔。ダンスの個々の技力はそれぞれ違っていても、周囲の動きに合わせながら踊ることで、協調性も育まれます。また、学校という枠を越えて「ダンス」という共通の楽しさで繋がる子どもたちの人間関係の輪もコミュニケーション力を高めてくれることでしょう。子どもたちの成長のため、まずは体験レッスンから参加してみてはいかがでしょうか?

 

AIMI(あいみ)先生(ティーンズクラス講師)

うるま市出身dance studio GALAXY所属。小学5年生の頃からダンスに親しみ始める。うるみんダンススクールでは、中・高校を対象にしたティーンズクラスを担当。

 

木 うるみんダンススクール ティーンズクラス

日 程 18:30-19:30(12月〜3月/全16回)

 

土 うるみんダンススクール キッズクラス

日 程 ①18:00-19:00(初級)

②19:30-20:30(中級)

(12月〜3月/全16回)

 

 

場 所 うるみん1階スタジオ

対象者 キッズクラス(小学生)・ティーンズクラス(中高生)

持ち物 タオル・飲み物・室内シューズ

受講料 15,000円(12月~3月一括申込)4,500円(月額)

定 員 各クラス20名

概 要 ヒップホップ・ストリートダンスを中心としたダンスクラスです。

申 込 ☎973-4007(うるみん)

 

キッズクラスの新講師を紹介!!

YUME(ゆめ)先生(キッズクラス講師)

 

初心者、中級クラスを中心に基礎から丁寧にレクチャーしていきます!「ダンスって楽しい」「音楽大好き」って感じてくれるだけでも成長の一つだと思ってます!私も生徒さん達から学ぶ事は沢山あるので一緒に成長していけたら嬉しいです。

 

 

 

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